国宝指定が決定した群馬県綿貫観音山古墳出土品は、東日本で最もまとまった古墳副葬品であり、日本国内はもとより東アジアの同時代史の中でも重要な位置を占めます。この歴史的価値を、最新の研究成果を加えながら、改めて情報発信します。
今回の展示会では、特に金工品を中心として、福岡県宗像大社沖津宮祭祀遺跡出土品(国宝)や奈良県藤ノ木古墳出土品(国宝)など、6世紀の日本の対外交流を象徴する代表的な資料との比較から、当時の東アジアの中における上毛野地域の歴史的位置づけを行い、その成果を披露します。
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