白鳥神社下の九十九谷展望公園からは、高宕山(たかごやま)などの上総丘陵が機重にも連なる山並みの風景を一望できます。
それらを総じて「九十九谷」と呼び、大町桂月は「天下の奇観」と激賞しています。特に、夜明け前から日の出直後と日の入り前の情景は素晴らしく、九十九谷の山並みに浮かび上がる雲海が眼下に広がり、その姿はまるで墨絵の世界のようです。
その景観の素晴らしさから、昭和63年には「房総の魅力500選」に、平成19年には「ちば眺望100景」にそれぞれ選定されました。
また、文化勲章受章の東山魁夷画伯の出世作「残照」は、この眺望を基に描いた作品です。
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