能登半島では珍しい奴凧を思わせる形の大あんどん(袖ぎりこ)です。クライマックスでは、9基の袖ぎりこが御船神社に向かう急で細い坂道(階段)を押し上げられ、その強さと迫力は漁師町ならではの勇ましく迫力ある祭りです。
明治11・12年、社頭造営に曳き出しました。当時のキリコは巨大で西町、東町などは幅は十一間、高さ四間半であったが、大正3年、電灯線が架設されたので現在のように小さくなりました。奉燈キリコは能登一円に多くありますが、小木袖キリコは、ねぶたの流れをくむものではないかと言われています。両面の武者絵の描き方も良く似ているし、日本海文化の影響を受けていると考えられます。
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