展示作品は九州国立博物館の収蔵品の中から選ばれた「かわいい」考古資料です。選んだのは「きゅーはく女子考古部」の部員たち。そして、この展覧会のきっかけを作ったのも、かわいいポイントがわかる作品解説を書いたのも彼女たちです。
当たり前ですが、これまで考古資料の展示は歴史的な文脈の中でしか語られてきませんでした。これが何であるか、どこで出土したか、歴史的に見てどういう位置づけになるのか、などです。しかし、「かわいいーっ!」と言いながら楽しそうにはしゃいでいる彼女たちを見て、学芸員たちは気づかされました。考古学の入り口は「かわいい」からでもいいんだと。
そこで、この展覧会。考古学に興味がないあなたも、ここに並んでいる作品をかわいいと思ったなら、今日から考古資料を見る目が変わってくることでしょう。いや、かわいいか?でも、おもしろい!でも、なんか変⁉、でもいいのです。そこから考古学にアプローチしてみてください。
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