2019年9月8日、9日の台風15号の影響で、房総のシンボル「鋸山(のこぎりやま)」が甚大な被害を受けています。
年間50万人を超える登山客に愛され、2018年日経新聞では「次に外国人が目指す日本の観光スポット ディープジャパンランキング」にて全国第二位に選出を受けた「鋸山」が危機的状況にあります。
今なお手付かずの無数の倒木や土砂崩れで登山道が危険な状態になっている中で被災直後から多数の登山客が訪れておりますが、現在も止む無く入山禁止の状態が続いています。
登山道復旧に向け、公的機関への支援要請を働きかけているものの未だスケジュールが立っていないのが現状です。
私たち金谷ストーンコミュニティーは、鋸山の保護、保全、普及を目的に10年にわたり学術的研究調査を進め、鋸山と共に歩んでまいりました。
令和元年の今年、地元富津市と鋸南町を「日本遺産」への登録に向けて動き出した矢先の被災でした。
被災後、SNSで拡散された山の被害状況を見かね、全国より「鋸山を救うために何かできないか」とご支援のお声、お申し出をたくさんいただいております。
多くの人から愛される「鋸山を復興したい!」という声を受け、地元任意団体、「金谷ストーンコミュニティー」が「鋸山復興プロジェクト」を立ち上げました。
本プロジェクトを受け皿に、公的機関をはじめ、市民団体、民間団体の皆様と協力し合い、1日でも早い登山道の現状復旧、林道整備を進めて参ります。
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