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国立工芸館 2020年夏に東京から石川・金沢へ国立工芸館の移転について
国の地方創生施策の一環である政府関係機関の地方移転として、東京国立近代美術館工芸館が石川県金沢市に移転します。国立工芸館は、日本で唯一の国立で工芸を専門とする美術館であり、石川県への移転により日本海側初の国立美術館が誕生することになります。
工芸振興のナショナルセンターとして、重要無形文化財保持者(人間国宝)や日本芸術院会員の作品約1,400点をはじめ、現工芸館が所蔵する日本の工芸の歴史を語るうえで欠かせない美術工芸作品約1,900点以上が東京から移転します。
2019年秋までに建物を完成させ、その後、作品の展示や収蔵に必要な環境を整えるための準備期間を経て、2020年の東京オリンピック開催前のオープンを目指しています。
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