特集本文
1000を超す城跡があり、国内有数の城跡密集エリアとして知られる兵庫県。世界文化遺産の「姫路城」を筆頭として国指定史跡は22城にのぼり、全国最多です。なぜ、これほどまでの城大国となったのでしょうか?理由として上げられるのは摂津・播磨・但馬・丹波・淡路の五国から成る兵庫県は、律令時代の五畿七道のうち、畿内から伸びる山陽道・山陰道・南海道が走る交通の結節点であり、権力の中枢が集まった畿内と西国を結ぶ地であったこと。その地の利を巡って政権と絡む合戦が起こり、戦国時代になると、戦略上の要衝としてこの地に多くの名城が築かれました。
悠久の時代の古い城から近世の新しい城まで、数々の史跡を見ることができるのも兵庫県ならでは。お城マニアだけでなく歴史に興味のない人でも、五国それぞれに個性豊かな城旅が楽しめます。
公式ホームページはこちら